ローリングストックに向く食品・向かない食品

「何を多めに買うか」で備蓄の質が決まります。向き不向きの条件を整理しました。

向いている食品の3条件

ローリングストックに向く食品の条件は3つです。①常温で数ヶ月以上日持ちする、②普段の食事に自然に登場する、③調理が簡単(そのまま・湯せん・お湯のみ)。この3つが揃うほど、無理なく回転します。逆に、どれか1つでも欠けると「回転が止まって期限切れ」か「災害時に使えない」のどちらかに陥ります。

向いている食品:具体例

主食

おかず

補助

向いていない食品と、その理由

冷凍食品:便利ですが、停電で冷凍庫が止まると数時間〜1日で使えなくなります。災害用のカウントには入れないのが安全です。

生鮮食品・チルド品:同じく停電に弱く、日持ちも短いため回転の管理が難しくなります。

家族が食べ慣れていないもの:「安かったから」と買った見知らぬ味は回転が止まりがちです。日常で食べないものは、期限切れ予備軍と考えましょう。

調理条件が重いもの:長時間の煮込みや大量の水を要する食品は、断水・停電時に調理できません。カセットコンロで短時間、が基準です。

栄養バランスの組み立て方

災害時の食事は炭水化物に偏りがちです。ストックを「主食+たんぱく質+野菜系+楽しみ」の4分類で持つと、偏りを防げます。目安として、主食1食につき、缶詰かレトルト1品と野菜ジュースなど1品を組み合わせられる比率で揃えると、災害時にもバランスの取れた食事が組み立てられます。

全体の必要量は備蓄リストで人数・日数から計算できます。長期保存の非常食との併用は非常食の選び方をご覧ください。

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よくある質問

カップ麺はローリングストックに向いていますか?

向いています。ただし賞味期限は意外と短めなので、日常でしっかり回転させましょう。お湯の確保も忘れずに。

パンは備蓄になりますか?

普通のパンは日持ちしません。長期保存の缶詰パンを別枠で備えるのがおすすめです。

賞味期限と消費期限の違いは?

賞味期限はおいしく食べられる目安、消費期限は安全に食べられる期限です。いずれも表示の確認が基本です。

子供が食べられるものが少なくて心配です。

普段の好物の常温保存版(ふりかけ・コーンスープ・フルーツ缶など)を探して加えると安心です。

調味料もストックすべきですか?

塩・砂糖・しょうゆ・油の予備が1つずつあると、災害時の調理の幅が大きく広がります。

ペットフードも同じ方法でいいですか?

同じ考え方で回せます。最低5日分以上を目安に、いつものフードを多めに持ちましょう。

※本記事は日頃の備えに関する一般情報です。災害時は気象庁・自治体の最新情報に従ってください。